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弁護士による債務整理@東京

「個人再生」に関するQ&A

個人再生後に住宅ローンは組めますか?

  • 文責:所長 弁護士 石井浩一
  • 最終更新日:2023年12月8日

1 個人再生をしたらローンを組めるのか

債務整理をした後で再度ローンを組めるようになるのかを気にされる方もいらっしゃいます。

特に、自分の家を持ちたいとお考えの場合、将来的に住宅ローンを組めるのかどうかは、今後の人生設計にも影響し得るところかと思います。

住宅ローンという融資を行うかどうかは、結局は金融機関の判断になってくるため、一概に断言することはできないものの、基本的な考え方としては、一般的なローンを組むことができるのか、クレジットカードを作ることができるのかということと同じです。

つまり、金融機関としてはまず信用情報の内容を確認して、貸付を行っても問題ないかどうかを判断します。

これはクレジットカードの審査であっても住宅ローンの審査であっても同じですので、ひとまずは信用情報機関に登録されている期間が経過するかどうかが、住宅ローンを組めるかどうかの目安になってきます。

2 信用情報に登録されている期間

信用情報機関ごとに違いがあるため、やや幅のある言い方になりますが、個人再生をしてから5年~10年程度は信用情報機関に登録されます。

3 クレジットカードの審査が通れば住宅ローンも組める可能性が出てくる

クレジットカードの審査が通るようになっていれば、一定程度信用が回復した状態にあるといえるかと思いますので、住宅ローンに通る可能性もあると考えられます。

しかし、当然住宅ローンは金額が多額ですので、他のローンやクレジットカードの審査基準よりは厳しいことも予想されます。

また、住宅ローンの貸出条件は人によって異なってきますので、融資はするけれども金利等の条件が比較的厳しくなるなどの可能性も否定はできないところです。

4 まずは弁護士に相談を

上述のように、個人再生をしても将来的に住宅ローンを組める可能性はあります。

それには、個人再生をしてからどのくらいの期間が経過しているのかがポイントになってきますので、将来住宅ローンを組むことを考えておられるのであれば、早い段階で個人再生手続を行う方がよいといえます。

個人再生をお考えなら、まずは弁護士にご相談ください。

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