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コロナウイルスに伴って収入が減ってしまった場合の債務整理について

  • 文責:所長 弁護士 石井浩一
  • 最終更新日:2023年1月18日

1 コロナウイルスによる収入の減少

コロナウイルスの感染拡大によって、休業せざるを得なくなった、営業活動が十分にできなかった、お客さんが減少したなどが理由で収入が減少してしまったという方が多くいます。

緊急事態宣言解除後も、コロナウイルスの感染拡大が続くおそれがあり、コロナウイルスが今後の収入に与える悪影響は大きいものと考えられます。

2 コロナウイルスで収入が減少した場合の対応方法

⑴ 借金が返済できない場合どうすべきか

普段は問題なく借金の返済をすることができている方であっても、コロナウイルスの影響で収入が減少し、返済が困難になってしまうケースがあります。

まずは、債権者に事情を説明して猶予してもらうことや、コロナウイルスに関連した各種制度を活用することが考えられます。

もっとも、上記のような方法での対応が難しい場合には、債務整理を検討されることをおすすめします。

⑵ 債務整理の方法

収入が減少したとはいえ、今後もある程度の返済をしていくことが可能である場合には、任意整理や個人再生といった方法があります。

任意整理や個人再生をすれば、月々の返済額を減らした上で、返済を継続していくことが可能になります。

一方で、コロナウイルスによる収入の減少が大きい場合や失業してしまった場合等で、今後の返済が一切できないようなケースであれば、自己破産を考える必要があります。

弁護士にご相談いただければ、状況に合った方法をご提案させていただきます。

3 弁護士へのご相談

借金問題については、早い段階でご相談いただいた方が、多くの選択肢の中から適切な債務整理の方法を選択できる可能性が高まります。

借金を返済するために、更なる借金をしてしまう方もいますが、そのように多重債務となり借金の総額が増えていくと、破産以外の方法での解決が難しくなります。

コロナウイルスによって収入が減少し、借金についてお悩みの方は、お早めに弁護士にご相談ください。

当法人では、債務整理に関するご相談を、原則相談料無料でお受けしています。

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